忙しいママにはやることがいっぱい!
掃除、洗濯、食事の支度といった家事に加え、育児、仕事、子どもの送り迎え、宿題をみたりと盛りだくさん。
そんな状況の中で、苦手なこと、緊急ではないこと、優先順位の低いことは後回しにすることもあると思います。
でも、中には「やらなきゃ」と思っているのに、ついつい後回しにしてしまい、後になって慌てたり困ったりすることもあるのではないでしょうか?
「もう後回しにするのはやめたい!」そう思いながら、どうしていいかわからないあなたのために、後回しをやめてすぐにできるようになる方法をまとめました。
目次(クリックで読みたいところに移動)
「やらなきゃいけないのにできない」の解消法
やらなきゃいけないってわかってるのに後回しをやめられないのは、「意識が低い」とか「意志の力が弱いから」と思われるかもしれません。
でも実は意志の力に頼らずとも、できるようになる方法があります。
「意志の力が弱い私」を責めることなく、後回しを卒業する方法をまとめました。
やり終わった状態をイメージする
「やらなきゃ」と思いながら後回しにしてしまう方の多くは、それを完成させた状態、やり終えた状態をイメージできていないという特徴を持っています。
例えば、ご飯の支度。
冷蔵庫の中を見て、何が使えるかはわかったけど、それで何を作ろうか全くイメージが湧かない・・・そんな時は作り始めることもできませんよね。
完成しているところがイメージできないと、どこから手をつけたらいいのかわからないんです。
これは旅行と同じ。
どこに行くのかがわかっているから、どんな交通手段を使ったらいいのかがわかるからそこに向かうことができます。
でも、どこに行くかがわからなければ、旅行そのものに行くことができません。
「とりあえず電車に乗ってみようかな」と乗っても、時間をムダにして、場合によっては疲れてしまうだけ。
あなたは「やらなきゃいけない」ことの完成形、イメージできますか?
作業を小さく分ける
これもよくあるできない時の原因。
一気に終わらせよう、とか、全部をやらなきゃ、と思っていると、やることがあまりにも多いように感じて、手をつけられなくなる。
結果、後回しになる、ということもあります。
しっかり時間を取らなきゃ、と思うと、「今はムリだから・・・」と、後回しにしたくもなりますよね。
例えば引越し後の段ボールが山積みになった部屋を片付けるのに、一気に全部の段ボールを片付けなきゃ、と思ったらどうですか?
想像しただけで気が重くなるかもしれません。
でも、これが段ボールを一つだけ片付ければいい、としたらどうでしょう?
かかる時間が短くなるだけでなく、ハードルが下がってやりやすくなりませんか?
作業を小さく分ける例
・本を読みたい→本を1ページだけ読む
・断捨離したい→1日に1つだけ捨てる
・メールの返信をする→返信の文面の半分だけを書いてみる
こうやって小さく分けると、取りかかりやすくなるだけでなく、やってみたら意外と「もう少し」と思っていたよりも進めることができることも。
時間がかかりそう、というイメージから後回しにしていることは、作業を小さく分けるのがオススメです。
頭の中で考え始めたら動く
もう一つの後回しにする時の大きな特徴。
それは、頭の中で「やらなきゃ」「でもなぁ」「あ〜、どうしよう」「めんどくさいなぁ」などと、頭の中で自分の声がグルグルしていること。
このグルグルが始まると、多くの場合は行動に移さないまま、時間だけが過ぎていきます。
ここからのに抜け出す方法はただ一つ。
『動く』これだけ。
それができなくて困ってるのに、と思います?
そうですよね。
だからこそ、作業を小さくしておくのです。
片付けができないと思っていても、その中の一つだけを手に取って元の場所に戻す、捨てる、ということならできると思いませんか?
「あ〜、片付けなきゃ」と頭がグルグルし始めたら、まずは何か一つ手に取ってみる。
「ご飯作るのめんどくさいなぁ」とグルグルし始めたら、まずはイスから立ってみる。
動くことで、頭のグルグルを止めることができ、後回しをやめることができますよ。
「気がついたら後回し」の解消
「やらなきゃ」と思っているのに、後回しにしてしまうものがある一方、すぐやろうと思えばできたことを後回しにして、気がついたら期限が過ぎていた、なんてこともあるのではないでしょうか。
子どもの持ち帰ったプリント
予定を確認してから返信しようと思っていたメール
忙しくて放っておいた宿題の丸つけ
こうした後回しの多くは、優先順位の低さゆえに後回しにしてしまうものではないでしょうか。
優先順位が低いのだから、後回しにするのは仕方がないことかもしれません。
でも、もしあなたがそれを後回しにすることで「あ〜、またやっちゃった!」と焦ったり、落ち込んだり、自己嫌悪になったりするなら、その後回しグセも手放したいと思いませんか?
そんな後回しもちょっとしたコツを掴めば解消できますよ。
その場で決める決断力
子どもの学校や保育園、幼稚園の書類などを後回しにしてしまう原因の一つに「今は決められない」「今は時間がない」「緊急でない」といったものがあると思います。
確かにそうなのですが、そのまま忘れてしまうパターンが多いなら、まずはその場でさっと目を通し、必要なものかそうでないものかを決めるところから始めましょう。
提出が必要なもの、自分には提出する必要のないものの二択ですぐに振り分けておくことで、本当に必要なものだけを情報として見ておくことができます。
さっと目を通してみると、考えるまでもなく記入できるものがあることにも気づくかもしれません。
そうなったらあとはその場で書くだけ。
時間がないと思っていても、記入するのに必要な時間は1分もかからないかもしれません。
まずはさっと目を通す
必要なものとそうでないものの判断をする
の流れを意識しましょう
ルートを決めておく
その上で、必要なものでもすぐにはできないものであれば、それを保管しておく場所を決めておきます。
必要なものと判断したものが次にいくべきルートを決めておくのです。
これは他のものと混在しないようにしましょう。
メールなら必ず返信が必要なものとしてわかるマークをつけておいたり、専用のメールフォルダを作成してそこに保管しておくようにします。
紙ベースのものなら、提出や返信が日いつようなものだけをまとめておけるファイルやストックスペースを作っておきます。
そして大事なのは、フォルダやファイルをみるタイミングを作っておくということ。
電車の中で、洗い物の前に、朝起きたら、と自分なりに時間が取れると思うタイミングで確認します。
時間は1分もあれば十分。
歯磨きしながらチェックする、というように、すでに習慣になっていることの前後、あるいは同じタイミングでできると忘れにくいですよ。
未来の自分にリマインドを送る
そこまでやっても、つい後回しにしてしまうこともありますね。
そのためにも、締め切りのあるものはスマホのリマインド機能を使って、未来の自分にリマインドを送っておきましょう。
リマインドはやり終えるまで削除しないのがルールです。
削除しちゃうとまた忘れたり後回しにしてしまうので。
余裕を持ってリマインドを送っておけば、ギリギリになって慌てることもないかもしれませんね。
いかがでしたか?
後回しって気づかないうちに自己否定につながっていることもあります。
後回しをやめて、「できた!」という経験を積み重ねることで、後回しはさらに減っていきます。
ぜひできることからやってみてくださいね。
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