特別なことをしなくても自分を大事にすることはできる

自分を大切にする方法 マインド

最近は『自分を大事にすること』の大切さが浸透してきているように思います。
いろんな形でそういった言葉を目にしたり耳にしている人も多いでしょう。

一方で好き放題にやりながら、「自分を大事にしてるのに、家族の理解がなくて…」という不満の声を聞くことも。

一体、大事にすることと甘やかすこと、何が違うのでしょうか?

「自分を大事にする」の真意

「自分を大事にする」というのは、自分の内側、魂を労り、思いやることだと思っています。

誰にでもこれまでの人生の中で、社会や周りの人に合わせてガマンしてきたこと、堪えてきたことが、あるのではないでしょうか?


それは気づきながらガマンしたことも、気づかないうちに自分にガマンを強いたこともあるかもしれません。


そうやってがんばってきた自分を労り、思いやることができるのは、過去の誰かでも、未来の誰かでもなく、あなたしかいません。


そのためにできるのは、自分の本音を大事にすること。


大事にするには3つの段階があります。

・自分の本音に気づく
・その本音を持っていることを受け入れる
・叶えられるものは叶えてあげる

この3つを見ればわかるかもしれませんが、大事にする=叶える、ではないのです。


だから、なんでもやりたいことはやる!というのもいいのですが、中にはそのやりたいことが、本音ではないこともあります。


やりたいと思い込んでいる、とでもいうのでしょうか。


だからこそ、まずは自分の本音に気づくことが大切。


これは自分の本音かな? 誰かの受け売りになってないかな? そうした方がいいって思い込んでないかな? 時にはそんな風に視点を変えながら、疑いを持ちながら、本音を探っていきましょう。

理解してもらえない時は

そうやって本音に気づき、それを叶えてあげよう!となった時、周りに理解してもらえない、ということがあります。


よく耳にしたり、私自身が体験したのは、“夫の反対にあう” これね、あるあるかもしれません。


そんな時、あなたならどうしますか?


これは正解があるわけではありませんが、一つ言えるのは、反対するというのは、相手の心が穏やかではないから。


それは例えば

・自分もガマンきたんだからお前も、という気持ち
・何かを失う不安

といったものかもしれません。


実は私も、会社を退職して起業だけにしようとした時、激しく反対されました。


わが家の場合は、安定した収入がなくなる、という不安、子どもとの時間がもっと減るんじゃないかという心配かな。


あなたも思い出してみてね。


反対されたことがあるとしたら、相手は何を感じているのでしょうね。


それを安心させてあげられるとしたら、何ができるでしょうか?


あるいは、何が相手の心を乱しているのでしょうか?

本当に大事にできたその先

自分を大事にする、というと、行きたいところに行ったり、食べたいものを食べたり、買いたいものを買ったり、学びたいものを学んだり、ということをイメージする人もいるかもしれません。


もちろん、そうすることで喜ぶ自分もいますよね。


とはいえ、いつもいつもそればかり、というわけにはいかないと思います。


このような特別なことをしなくても、自分を大事にすることはできます。

それは、小さな「やりたい」を叶えてあげること


それも、子どもの頃にガマンしたような小さなこと。


例えば、自販機で飲み物を選ぶ時、大人だからとかカロリーとかを気にせず、飲みたいものを買ってみるとか、図書館で読めるかどうかわからないけど、読んでみたい本を片っ端から借りてみる、とか。


そんな小さなことから「やりたい」を叶えてあげる。


それも、子どもの頃に大人にダメって言われたり、いい子でガマンしなきゃって思ってガマンしたことがあること。


これ、小さな自分を癒す儀式のようなものです。


自分を大事にする一方で、誰かが負担に感じたり、他の人がガマンしなくちゃいけなくなるのは、誰も望んでないと思うんです。


少なくとも私は、自分が幸せになることで、周りの人も幸せになるように過ごしたい。


だから、お金がかかるもので自分を癒そうと思ったら、夫の理解を得たいし、時間を使うもので自分を満たそうとしたら、子どもの理解を得るかもしれない。


つまりは、自分も、家族も、その周りの人も幸せな三方よしで、自分を大事にすることが、心からの安らぎにつながるのだと思います。

ベースは感謝の気持ち

ここまで読んで、自分を大事にするのに特別なことはなくてもいいのかも、と思っているかもしれません。


そうなんです。 自分を大事にするって、何か特別なことをして自分を甘やかすことじゃなく、日々の中で自分を労ってあげること。


赤ちゃんがぐずった時、声をかけたり抱っこしたり、そうやって「よしよし」しながら気持ちを落ち着かせるように、自分にも「よしよし」って声かけながら、そんな小さな自分が喜ぶ小さなことをやってあげる。

小さなあなたはきっと、遠くにお出かけに行ったり、高価なお買い物をすることよりも、「よしよし」って頭を撫でてもらったり、ぎゅーっとされて欲しかった言葉をもらう方が喜びます。


「大事にされてるな」って実感します。


そして、そのベースになるのはいつでも『感謝』


頑張っていた過去の自分 これまでに出会った支えてくれた人たち 今まで感じた幸せ 今までの人生と、今この瞬間の人生に感謝する。 初めは言葉だけでもいいの。


それでもいいから、感謝の言葉を伝えてみる。

家族

最初は自分に。 その後は身近な人に。 さらにはそれほど親しくない人にも感謝する。


この感謝の順番こそが、心豊かに幸せに生きる秘密なのだと信じています。


まとめ

「自分を大事にしたいのに、どうもうまくいかない」そんな風に思っているなら、まずは『感謝』から始めてみてもいいかもしれません。

そこで忘れちゃいけないのは、自分に対する感謝から始めること。

もしかしたら、それだけでも「自分を大事にしてる」って感じられるかもしれませんよ。


いかがでしたか? 自分を大事にすることと甘やかすことの違い。 うまく自分を癒し、満たしながら、あなたらしい幸せを感じて生きていくことを応援しています。

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