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人から影響を受けやすい時
コロナで自粛生活が続いたせいか、人の多いところに行くと以前よりも疲れやすくなった、という声を聞きます。
こう感じているのは少数派ではないかもしれませんね。
また他にも、普段から人の話を聞くお仕事をされていたり、人から相談を受けやすい方の中には、「相手の感情を受け取りすぎて
疲れてしまう」という方も。
私は1日中セッションをやっていても全然平気なタイプで、1日で7人のセッションをやったこともありますが、終わった後には「あ〜、今日も楽しかった〜♪」と爽やかな疲れと幸せを感じるタイプ。
それを言った「信じられない!」と言われたこともあります。
その方にとっては、人の話(相談事)を長時間聴き続けることは、エネルギーを使うことなのだと思います。

人疲れしてしまうのは
プライベートなら人と会うペースをコントロールすることも、会う相手を選ぶこともできますけど、お仕事となると毎回ぐったりしちゃうのは辛いですね。
そもそも人が多いと疲れるのはなぜでしょう?
私たちは見えないけれど、それぞれにまとっているエネルギーがあります。
オーラと言ったりもしますね。
このエネルギーってどのくらいの大きさをイメージします?
私はね、自分の周りにホワホワっとあるくらいなものかと思っていました。
あとは人によって大きさが違って、影響力のある人は大きいのかな、とか。
でもね誰でも半径2kmくらいまで広がってるらしいです。
2kmってビックリしません?
本当に!?って思いますよね。
でも、何も意識しないでいると、誰でもそのくらいまで届いているんですって。
誰でも!
ということは、自分のエネルギーが常に他の誰かのエネルギーと重なってる、ということになります。
それも一人や二人じゃない。
都会にいたら何千人と、満員電車なんて何万人と、エネルギーが交わってることも。
これが人が多いと疲れる一つの原因なんですって。

人疲れしないためにできること
人疲れする原因がわかったら、あとはどう対処するか。
上にも書いたように、ぼんやりと意識しないでいると、2Kmほど広がってしまうけど、このエネルギーは自分で自在にコントロールすることができます。
それも意外と簡単に。
要はイメージを使うのです。
方法はカンタン。
人の多いところに行く時、自分の周りにあるエネルギーに意識を向けて「集まれ!」と言いながら、エネルギーがキュッと自分の周りに集まってくるイメージをする。
こうすることでだいぶ影響を受けにくくなります。
それから丹田。
丹田はエネルギーの中心で日本でも昔から大事にされていたところ。
場所はおへその指3本分ほど下にあると言われます。
ここを意識することも、周りの影響を受けにくくする方法の一つ。
人混みの中を歩く時、氣をつけているつもりなのに人にぶつかっちゃうこと、ありませんか?
私も都内の電車の乗り換えではよくぶつかっていました。
でも、丹田に意識を集中してると不思議とぶつからないんです。
これ、よくぶつかるという方にもお伝えしたら感激されました。
私たちには、氣づいてないけど ちゃんと自分を守り生きていくための力が備わってるんですよね。

影響を受けにくくするには強さも必要
また、エネルギーは大きさだけでなく強さも影響します。
弱いエネルギーは強いエネルギーからより影響を受けやすい。
光が弱ければ強い光に飲まれてしまうように。
だから、自分よりも強いエネルギーを放つ人と接している時、相手の放つものがネガティブなど自分の好まないものだと、当然疲れます。
だから、エネルギーを強くすることも大事。
そのための方法の一つが「氣を高める」ということ。
氣もエネルギーですからね。
そこを自分で高め、身体の中にしっかりとした柱がズドン!と通っていたら、周りの影響を受けにくくなります。
そうやって氣が高まり満ちた状態を、昔の人は「元氣」と言い、氣が落ちている状態を「病氣」と言いました。
「病は氣から」
この言葉、今では「氣持ちが大事だよ」という意味合いが強いように感じますが、そもそもは氣の状態を言っていて、病氣になる(身体に異常がある)ということは、氣が病んでいるのだと捉えていました。
また、神社では穢れを払いますが、この「穢れ(けがれ)」は元は「氣枯れ」つまり、氣が枯れることだと捉えていたそう。
昔の人たちが氣というものを大切なものとして捉えていたことが伝わります。
氣やエネルギーといった見えないものが、あなたの心や身体に影響するのだとしたら、あなたはどんなことに氣を配りますか?

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